2008/05/27

Pythonでiniファイルとかの設定ファイルを読み込んでみる

Python上でiniファイルなどの設定ファイルを読み込むための方法。Pythonは"Battery Included"の発想があるため、特に何も用意しなくても設定ファイルを読み込むライブラリ"ConfigParser"が標準でついてくる。このConfigParserがとっても便利で感動したのでおもわず投稿。

ConfigParserを用いて設定ファイルを読み込むには、ただ以下の数行を付け加えるだけでよい。



import ConfigParser

config = ConfigParser.RawConfigParser()
config.read('settings.conf')
directory = config.items('Directory') #Directoryセクションの読み込み
print directory # [('item1','value1'),('item2','value2'),...]
print config.get('Directory','item1') # 'value1'

実質設定ファイルの読み込みが3行ですんでる!すごい!

これをC#で行うとなると結構大変で、StringBuilderなどを使って構文解析をする必要がある。
実際はもうiniファイルではなく、XMLなどを用いて設定ファイルを読み込むのが主流になっているはずだからフェアな比較とは言えないけど、ちょっとしたアプリケーションを作るときにXMLは少し気合が入りすぎというか、そこまでしなくても・・・という感じはある。


なのでこうやってたった3行、しかもリファレンスを見ただけで動作がきっちり理解できるpythonはやっぱすごいなと思ったのでした。

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